こんにゃくを食べすぎるとどうなるのか
こんにゃくを食べすぎるとどうなるのか
こんにちは。マンナンちゃんです。
低カロリーでダイエットにも良いと言われているこんにゃく。
しかし、カロリーが低いからと言って食べ過ぎは禁物です。
そこで今回はこんにゃくを食べすぎることによって起こる恐ろしい病気などについて紹介していきます。
便秘の原因に…最悪の場合、腸閉塞になることも
低カロリーで腹持ちが良く、食べすぎても問題ないだろうと思われがちなこんにゃく。
しかし、こんにゃくは食物繊維が豊富であることから過剰摂取すると、腸に詰まってしまい、最悪の場合、腸閉塞を引き起こします。
腸閉塞とは…飲食物と消化液の流れが小腸や大腸で障害された状態のこと
主な症状：痙攣症の腹痛、腹部膨満、食欲不振
こんにゃくは、グルコマンナンという食物繊維からできています。
そもそも食物繊維とは人間の消化酵素では消化されない成分。
また、グルコマンナンはアルカリ性で熱不可逆ゲルという性質を持っています。
つまり、一旦ゲル状になると加熱しても元に戻らないということです。
そのためこんにゃくを過剰摂取すると体に恐ろしい症状をもたらすことになってしまいます。
どれくらいなら食べても良いの？
こんにゃくは成人の場合、1日約250グラム程度までを目安に摂取しましょう。
250グラムはスーパーで売ってる板こんにゃく1枚程度で、そこには食物繊維がおよそ5グラム含まれています。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2020年版)では、18歳から64歳の場合、女性18グラム以上、男性21グラム以上が摂取目標量となっており、こんにゃく1枚で1日の摂取量の3分の1が摂れてしまうのはすごいですね！
ちなみにこの量はキャベツ250グラムと比較しても、こんにゃくの方が食物繊維は多くなっています。
食物繊維は腸内環境を整えてくれるだけでなく、脂質・糖・ナトリウムなどの排出を助ける働きもあるため、肥満や生活習慣病の防止にも！
まとめ
低カロリーなため、罪悪感なくパクパク食べてしまうこんにゃく。
どんなに低カロリーでも食べ過ぎは良くありません。
1日の摂取量を守って、皆さんも楽しいマンナンライフを一緒に送りましょう♪
